大学3年生のときにインターンシップで行った会計事務所で、いろんな会社の社長から相談を受ける税理士を見て、
まるで「町のお医者さん」だなと思ったことが始まりです。
身体が悪くなったら近くのお医者さんに診てもらうように、会社で何かあったら相談できる相手…
そんな存在になりたいなと思い、この世界に飛び込みました。
20歳ごろ
この仕事は、色々な職業・業種の人と会って話します。
いろんな人とお話する上で、自分の経験はすごく大事なものだと思います。
成功体験、うまくいかなかったとしても一生懸命になった経験、サボってしまった経験、その全てがその後の自分を作ります。
なので、全ての習い事が役に立つと思います。
・人のお世話をするのが好きな人
・ダメなものはダメと言える人
・勉強を続けられる人
・分からないことの答えを自分なりに探そうとする人
・人を頼れる人
・自分にできることを全力でする人
小学4年生になるころ、私は親から「何か一つ、頑張ることをしなさい」と言われました。
それはスポーツでも音楽でも芸術でも何でも良かったのですが、私は勉強を選びました。
それからは、勉強をサボるとすごく叱られたものです。
別に成績が良いとか悪いとかは関係なく、成績が悪くても頑張った結果なら叱られませんでした。
自分が決めたことをどれだけ一生懸命やったのか、これが大事でした。
一つのことに一生懸命取り組む姿勢は、この時身についたのかなと思っています。
税理士は会社や商売をしている人にとって、非常に身近な相談相手になります。
相談相手として一番大事なのは、相手にいかに誠実であるかだと思っています。
世の中は知らないことだらけです。それは専門家とは言え、税金の話でも同じです。
知らないことは素直にその都度勉強します。
日々勉強ですが、勉強したことが活かせて、人から「ありがとう」を言われたらすごく嬉しいです。
地味ですが、この連続が税理士としてのやりがいかなと思います。
知らないことは知ればいい。
興味を持ったら、是非飛び込んでみてください。