小さい頃から絵を描いたり表現したりすることが好きで、漠然とモノヅクリする人になりたいという夢がありました。
最初の就職先は印刷会社だったのですが、入社数年後、社内で新しくデザイン部署が立ち上がり、これはチャンスだと異動を願い出て、当初右も左もわからないままデザイナーになったのが最初のきっかけです。
小さい頃からの憧れではありましたが、現実的に目指そうと思ったのは25歳頃です。
小学生低学年の頃に油絵や工作を習っていました。
太陽は赤くない、木の幹はそんなに茶色くない…等、物の見方を教わりました。
・絵を描いたり、物を作ったりすることが好きな人
・ひとつのものをいろいろな角度から見たり考えたりすることが好きな人
・街にあふれるデザイン(衣服、本の表紙、ショーウィンドウ…等々)に心惹かれる人
とにかく絵ばかり描いている幼少期でしたが、両親から一度も否定されることなく没頭する時間をもらえたことは、今思い返すととても有難いことだったなと思います。
私のお絵かき用に裏が白いチラシやカレンダーの裏紙もたくさん用意してくれていました。
わかりにくい事を一発でわかるようにする力、印象をガラリと変える力、人の気持ちを動かす力……。デザインの力って、やっぱりすごいです。
ぜひこの奥が深くて楽しいデザイン沼を泳ぎ進めて欲しいです。