【失敗から気づいた向くこと向かないこと】
大学職員時代、仕事上のミスがあまりにも多く、事務職には向いてないことに気づき、退職。
当時大人の習い事として通っていた”二胡(民族楽器)”は、自分で表現する力が試される楽器だったが、それが自分にはとても楽しく、
長時間の練習もあまり苦に感じなかった。
【職業としてのスタート】
留学から帰国後、人伝てに演奏の依頼が来始めた。
また、留学時代の人脈から、音楽大学で指導をする機会を与えていただいた。
どこから”プロ”として看板を出すかを迷ったが、音大での指導をスタートした時点から、本格的に二胡奏者として活動することとした。
25歳(二胡を学び始めてすぐ、奏者になることを意識した。実際に叶ったのは30歳だった。)
① 少年少女合唱団(大勢の人とコミュニケーションをとりながら音楽的に合わせていくこと)
② 英語(他国の人とイベントで会話したり、仕事上のやりとりをする際、学校で習う英語だけでは足りなかったと実感する)
① 演奏上の技術力以外にも、多くの人とコミュニケーションを取る必要があるので、人と関わることが好きであると、より向いている。
② 大勢の人の前で話したりパフォーマンスすることが好きな人。
③ 技術取得のための留学や、演奏旅行などで新しい土地へ行くことが多い。好奇心が強く、ホームシックにかかりにくい人が向いていると思われる。
① 将来プロになるかどうかは関係なく、興味のあることを習わせてくれたこと(合唱、エレクトーンなど音楽に関わるもの、語学など)
② 人前で話したり、パフォーマンスをするのに緊張しないように、期待をしすぎず(結果を求めず)ただ楽しんで見に来てくれたこと。
音楽を仕事にしたいと思っている方へ。
音楽を通してたくさんの人と関わることができ、私は今、とても幸せです。
コロナ禍で人々の心に寄り添う仕事が重要になると思われる昨今、目には見えなくても芸術には人を癒したり、元気付けたりすることができる・・・
そう実感してきました。
何歳で学び始めたか?どこで学んだか?だけで評価する(もしくはされる)ことなく、自分らしくどんな『表現ができるか?』情熱を持ち続けてみてください。
きっと素敵な出会いがたくさん待っています。