Tobira

塚田太郎

出版/印刷 編集者
大学卒業後、介護・福祉・医療・看護分野などの実務書を中心に発行している出版社に入社。
営業などを経て、2004年頃より編集者として書籍制作に携わっています。
それ以来、長く、医療・看護分野書籍の編集を務め、特に、訪問看護、精神看護といった分野を多く担当しています。
専門職向けの書籍のほか、一般の方に向けた書籍なども手掛けてきました。

これから目指す人へ

きっかけ

やはり、本を読むことが好きで、何か携わることをしてみたいという気持ちが大きかったといえます。

目指した年齢

漠然とではありますが、大学に進学する際、関連のありそうな学科を選んでいました。

役に立った習い事

特別なことは必要ないと思いますが、編集講座やライター講座などを受けて、仕事に役立てている人はいます。
文字がきれいだと喜ばれることがあるかもしれません。私は違いますが。

この職業はこういう人に向いている!

いろいろなことに関心をもつのは大切だと思います。
ちょっと思いついたところから企画が立ち上がって形になっていくということはあります。
また、専門書であれば、必要とされるものが政治や世の中の動きと密接にかかわっていることが多くあります。
自分の関心事だけでなく、そういった世の中の動きに注意を払い、いろいろなところにアンテナを張っておくということができると、とても楽しく仕事ができるのではないかと思います。

印象に残る親のサポート

今にして思えばですが、小さい頃は絵本の読み聞かせをよくしてもらったという記憶があります。
また、父や祖父がよく本を読む人たちで、雑誌や小説などが家にたくさんあり、良く読んでいました。
小さい頃に文字に触れる機会が多かったことが今につながっていることは確かだと思います。
また、きちんと説明すると、やりたいことをやらせてもらったように思います。

これから目指す人への応援コメント

本といっても、小説、漫画、雑誌、私が主にやっている専門職の方向けのものなど、さまざまなジャンルがあります。
そして、そのいずれもが、自分のアイデアをもとに形になっていくことがあるものです。
「こんなことをみんなに知ってほしい」という思いがあれば、とてもやりがいをもってできる仕事です。
ぜひいろいろなことに目を向けてみて、経験を重ねていってほしいと思います。