やはり、本を読むことが好きで、何か携わることをしてみたいという気持ちが大きかったといえます。
漠然とではありますが、大学に進学する際、関連のありそうな学科を選んでいました。
特別なことは必要ないと思いますが、編集講座やライター講座などを受けて、仕事に役立てている人はいます。
文字がきれいだと喜ばれることがあるかもしれません。私は違いますが。
いろいろなことに関心をもつのは大切だと思います。
ちょっと思いついたところから企画が立ち上がって形になっていくということはあります。
また、専門書であれば、必要とされるものが政治や世の中の動きと密接にかかわっていることが多くあります。
自分の関心事だけでなく、そういった世の中の動きに注意を払い、いろいろなところにアンテナを張っておくということができると、とても楽しく仕事ができるのではないかと思います。
今にして思えばですが、小さい頃は絵本の読み聞かせをよくしてもらったという記憶があります。
また、父や祖父がよく本を読む人たちで、雑誌や小説などが家にたくさんあり、良く読んでいました。
小さい頃に文字に触れる機会が多かったことが今につながっていることは確かだと思います。
また、きちんと説明すると、やりたいことをやらせてもらったように思います。
本といっても、小説、漫画、雑誌、私が主にやっている専門職の方向けのものなど、さまざまなジャンルがあります。
そして、そのいずれもが、自分のアイデアをもとに形になっていくことがあるものです。
「こんなことをみんなに知ってほしい」という思いがあれば、とてもやりがいをもってできる仕事です。
ぜひいろいろなことに目を向けてみて、経験を重ねていってほしいと思います。