Tobira

田中康夫

福祉 高齢者施設経営者
高齢者施設の経営に8年間携わってきました。
それ以前の14年間はリゾート施設(ホテル、ゴルフ場、スキー場)の支配人です。

これから目指す人へ

きっかけ

会社内の人事異動です。
ただし、前から人と関わる仕事がしたいと希望を出していましたので、それが叶えられました。

目指した年齢

子供のころからプラモデルをつくることが大好きで、将来は「物を作る仕事」をしたいと思ってました。
会社に入りものづくりの仕事を見ていて、そこに生活する「人」に興味を持ちはじめ、「ものづくり」よりも「人に関わる仕事」をやってみたいと思い始めました。30歳くらいからです。

役に立った習い事

習い事ではないのですが、この仕事はお客様、家族、働くスタッフとの信頼関係で成り立ってます。
信頼関係を得るにはお互いのコミュニケーションがとても大事です。
良好なコミュニケーションを行うためには、自分の言いたいことを相手に理解していただくことも大事なのですが、それよりもはるかに重要なことは、相手のいうことをよく聞き、言いたいことを分かってあげられることが出来ることです。
その為にはいろいろな努力と経験が必要です。

この職業はこういう人に向いている!

やはり「人に興味がある人」が良いですね。
それと、あまり責任感が強すぎる人は返って難しいかもしれません。
あまり物事にくよくよせずに切り替えが早い人、割り切りが早い人が向いています。

印象に残る親のサポート

私は未熟児で生まれ、小学校を卒業するまでは病弱で季節の変わり目では必ず風邪をひき、脳膜炎以外の病気は殆ど罹ってました。
出席日数も足りなくなる恐れもありました。赤面恐怖症で人前で話をすることが苦手でいつも後ろで話を聞いている生徒でした。
いわゆるいじめられっ子でした。成績も悪かったです。
小学校5年生までオネショをしてました。

でも、今では風邪もひかずアレルギーも特になく健康な体です。
大学も卒業し、人前で話をすることが出来るようになり、人と接することが楽しくなりました。
小学校の私が、今の私を見たらきっとびっくりすると思います。
それが出来たのは親のお陰だと感謝してます。

母親に怒られたことは無く、父親には一度だけ兄弟げんかをして家の外に追い出されるほど凄く怒られました。
母親は家庭訪問の際、担任の先生から「おっちょこちょいだが、頭の回転が速い子だ」と言われたのがうれしかったのか、ことあるごとにその先生の話を持ち出してました。先生からすればすべての成績が悪い私に対してコメントのしようがなかったものと思われます。
私が変われたのはこうして過去の悪いこと(欠点)を引きずらずに生きてきたからだと思います。

これから目指す人への応援コメント

「人は変わる、変われる」ということですね。
自分の悪いところを無理に直そうとすれば、自然に欠点を意識します。
欠点をあまり意識せず、自分の良いところ(良いと言われているところ)を信じて前に進むとことがとても大事です。
そうすればいつの間にか欠点は消えていきます。
それと友だちはとても大事です。
いつも顔を合わせていなくても、いざとなったら相談に乗ってくれる人がいることはとても幸せです。