会社員時代にファイナンシャル・プランナーの業務に関心をもったのが、 いま思えば、社会保険労務士として独立するに至る過程の源泉だったような気がします。
ファイナンシャル・プランナーはライフプランを金銭面でのサポートをする仕事ですが、その守備範囲には社会保険労務士の仕事と重なる部分が少なからずあり(たとえば年金など)、社会保険労務士の資格を取得し、独立を目指しました。
40代半ばです。当時勤務していた会社では管理職の立場にありましたが、もともと管理されるのが性分に合わないわがままな社員だったのですが、管理職になってみると、管理するのはもっといやだということに気付きました。
会社ではそれなりの業績を上げていたのですが、そんな理由で脱サラ(古い言葉ですが)を考えました。
子どものころはピアノを習ったり習字の手習いをしたりしましたが、いずれも役に立ったとはいえないでしょう。
そろばん教室にも少しだけ通っていましたが、面白くなかったのか短期間でやめてしまいました。続けていればあるいは役に立ったのかもしれません。
社会保険労務士にもいろいろなタイプの人がいるのでなんともいえませんが、あえていえば、人と接することを厭わず(つまり社交的で)、一方でこつこつとデスクワークや調べものをすることも苦にならない、という一見矛盾するふたつの性格を持つ人は向いているのではないでしょうか。
また、「困った人を助ける」という要素のある仕事です。人の役に立つことに喜びを感じる人には向いています。
ちゃんとした学校に通わせてくれたことに感謝しています。
どのような仕事につくにせよ、将来は「いま」の積み重ねです。
目の前の課題に向き合い、日々の勉強や体を鍛えることに全力を尽くしましょう。