私が小さいころ、昔からテレビが大好きでした。いわゆる「テレビっ子」というやつです。
(今の皆さんには伝わらないかもしれませんね。笑)
朝は子供向け番組やアニメから始まり、夜は親の目を盗んでまでバラエティー番組に釘付けでした。
とにかく当時は「YouTube」や「TikTok」など映像を見られるものはありませんから、映像を観るといえば「テレビ」しかなかったのです。
今のテレビ番組ももちろん面白いですが、昔のテレビ番組はとにかく「面白く」「感動し」「時に驚き」とてもキラキラしていて本当に惹きつけられたのを覚えています。
そこから今度は自分がテレビ番組を作る側になって、たくさんの方に感動とワクワクを与えたいと思ってこの職業に就きました。
漠然と小学生の時からこの職業に就きたいとは思っていましたが、本気で思ったのは中学生の頃です。
当時フジテレビで「美女か野獣」というドラマが放映されていました。
福山雅治さん演じるテレビディレクターが「伝える」とは何かを真剣に向き合っている姿がカッコ良すぎてこんなテレビディレクターになりたいと思ったんです。
習い事は特にありませんが、テレビの内容でも漫画でもイラストでも小説、イベントでもとにかく自分が想像する世界や物語をたくさん書いてみてください。
「表現する力」が何よりも大事だと思います。
・「テレビを観るのが大好きな人」
・「楽しいことが大好きな人」
・「人を喜ばせることが大好きな人」
・「映像編集が好きな人」
・「人と話すことが大好きな人」
テレビ局で働くために参考本や業界本、参考資料をたくさん買ってくれたのを覚えています。
その本を読んでいるとテレビディレクターになった気持ちになり、ワクワクしたのを覚えています。
また母の知人の占い師さんに『向いている職業は「テレビディレクター」』って占ってもらった用紙を持って帰ってきてくれたり、潜在的にテレビ番組に携わるイメージが付いていたかもしれませんね。
またテレビを観続ける僕だったんでテスト期間はテレビ禁止が言い渡されましたけど、テスト後はまためちゃくちゃテレビを観るのを許されてましたね。また親が僕の夢に対して全く否定をしなかったのも大事だった思います。
「テレビ番組制作は華やかな仕事」と言われたりもしますが、目に見えない苦労、大変なことがたくさんあります。
しかし自分が作った映像がテレビを通して放送で流れる喜びは何にも変えられません。
その感覚を味わうために今があると思えば、その過程も乗り越えられるはずです!
とにかく仕事は楽しんだ者勝ちです!諦めなければきっと道は開かれますよ。