Tobira

川邊暁美

その他 朗読家
神戸女学院大学卒業後、NHK神戸放送局ニュースキャスター、全国初の県政のスポークスパーソン「兵庫県広報専門員」を経て、フリーアナウンサー、話し方、コミュニケーション、ビジネスマナー等の講師として活動を始める。

「第一声で場の空気を変える」と評される「声」と説得力のある安定した伝え方をベースに、理論と実践の両面から指導を行い、受講者を惹きつけ、納得感の得られる学びに導く講師として定評がある。

一方でライフワークとして、美しい日本語とその心を次世代を担う子どもたちに語り伝える朗読家としても活動。
「美しい日本語コンサート」「語り芸花舞台」はじめ、能楽やオペラ、シャンソンとの共演、動画配信など、精力的に活動している。

現在、古民家や文化財家屋で文学作品を朗読し、美しい日本の情景や面影を未来の記憶へと繋げていく『「声」と「調べ」で伝え遺す美しい日本プロジェクト』を展開中。

著書『「声」と「言葉」で心に響くプロの話し方作法』(2013年明日香出版社)は、翻訳本が韓国でも出版されている。

これから目指す人へ

きっかけ

小学生の頃は教室で手を挙げることもできない内気な少女でした。
それが高校でコーラス部に入り、声が良く響くようになったことで周りの反応が変わり、自分の声と言葉で思いを伝えることができる素晴らしさを知りました。
やがて、「声と言葉で多くの人に情報を伝える仕事」であるアナウンサーを目指すようになりました。

地元のNHKのキャスターを経て、兵庫県の広報の仕事をしているときに阪神淡路大震災に遭遇。
被災された県民向けの情報発信をした体験から「相手の心に響くように伝えられるスキル」の大切さを再認識し、かつての私のように自分の思いを伝えられないもどかしさを抱えている人の役に立ちたい!と話し方講師になりました。
同時に、震災後の喪失感の中で出会った金子みすゞの詩に前を向く勇気をもらったことから「朗読を通して思いを通わせる」朗読の活動も始めました。

目指した年齢

話し方講師や朗読家の仕事に繋がるアナウンサーという仕事を意識したのは高校一年生のときです。
コーラス部に入って、それまでコンプレックスだった声が良く通るようになったことで、周りの人にちゃんと話を聴いてもらえ、認めてもらえるようになりました。
そのことから「声と言葉で思いを伝えること」は「生きる力」であると思い、そんな仕事をしたい、とアナウンサーを目指すようになりました。

役に立った習い事

コーラス部で歌のための声のトレーニングをしていたことは役に立ちました。

この職業はこういう人に向いている!

自分が前に出て皆を引っ張るリーダータイプの人より、縁の下の力持ち的な存在の人、
相手のことや周りに目を向け、その気持ちを感じ取れる人が向いていると思います。

印象に残る親のサポート

小さい頃から本を読み聞かせてくれ、自分で読めるようになってからはたくさんの本に触れさせてくれました。

これから目指す人への応援コメント

自分の声と言葉で思いを伝える力は、自分らしく人生を切り拓いていくのに欠かせない「生きる力」です。
話し方講師はそれを応援する仕事、朗読家は声と言葉の大切さや美しさを未来へ伝えていく仕事です。
成果がかたちになる仕事ではありませんし、正解がある仕事ではありません。
だからこそ、やりがいがあります。自分次第で何歳までもできる仕事、どこでも身体一つでできる仕事でもあります。