Tobira

松田靖史

ものづくり 義肢装具エンジニア
関西大学工学部(ほぼ毎日自転車三昧)卒業後、鉄鋼メーカーに就職。
人のためになるエンジニアリングをしたくて現在の川村義肢(株)に就職。
福祉用具・補装具・義肢装具の研究開発に携わる。
単なる福祉用具のモノ作りだけには飽き足らず、パラスポーツ機材の開発、障害児童の社会参加やスポーツ、パラ分野の文化芸術活動の促進にも参画している。
それらの研究や開発に携わる人材育成も大阪大学で行っている。

【公職】
・日本パラスポーツ学会 理事
・JPSA障がい者スポーツ中級指導員
・大阪大学大学院 工学研究科 ビジネスエンジニアリング専攻 准教授
・大阪公立大学・院 医学部・医学研究科 みおつくし会 理事長

【受賞歴】
・文部科学省 平成23年度 文部科学大臣表彰 科学技術賞(開発部門)受賞「歩行理論にもとづく脳卒中片麻痺者のための短下肢装具の開発」
・平成27年度 日本義肢装具学会 飯田賞(奨励賞)
・令和3年度 日本障がい者スポーツ協会 特別功労賞
・令和3年度 文部科学省 大臣表彰(スポーツ庁)生涯スポーツ功労賞

これから目指す人へ

きっかけ

元々生まれ育った近所に”聖母整肢園”があり心身障害児童と接する機会が多かった。
自身が自転車が好きなところから、ほぼ同じ構成要素の競技用車椅子に関り、そこから機械としての福祉用具に興味を持ったのだが、小さいころの影響で機材だけでなく障害児童の可能性を活かせる機材の開発に自然と進んでいった。

目指した年齢

30歳くらい。

役に立った習い事

自転車に乗ってボールを蹴る「サイクルサッカー」って競技!

この職業はこういう人に向いている!

・他人を思いやれる心が優しい人。
・自分のやりたいことをとことん突き詰めてガンバレル人。

印象に残る親のサポート

好きなSF(サイエンスフィクション)の映画や本を好きなだけ見たり読ませてくれました。
そのおかげで常識にとらわれない自由な発想ができるようになりました。

これから目指す人への応援コメント

福祉機器の会社に進む必要はないけど、自分の目指すことが適った(お金が儲かったり、新開発が成功したり、研究成果が出た)時に、それが世界で困っている心や身体に課題や障害がある人たちにも使えないかを考えてください。そうすれば日本も世界もすごく良くなると思いませんか?