Tobira

金澤優子

教育 マナー講師
国内大手金融2社にて、富裕層顧客向け接客、マナーを習得。
英国のフィニッシングスクールにて、日本にいては到底知り得なかった『世界基準のマナーとコミュニケーション』に衝撃を受け、講師となる。
その後移住した、パリ、ニューヨーク、クアラルンプールでの在住経験を生かし、主宰する『世界のどこにいても、誰からも選ばれる日本女性になるためのマナーとコミュニケーション』は通算4,000名以上が受講。
雑誌『東京カレンダー』マナーコラム連載、大手百貨店、食品メーカーなど企業へのコンサルタント業務も手掛ける。

マナーは『一生使えるパスポート』であり、特別に装わずとも、どんな状態でも自分を彩ってくれるメイク、アクセサリーと同じ威力があります。
そこに『心を掴むコミュニケーション術』を加えて、世界のどこでも誰とでも堂々と振る舞える日本女性を増やしたいと願っています。

これから目指す人へ

きっかけ

ロンドンで開講した、フラワーアレンジメント教室で、生徒さんたちにお出しする紅茶が、美味しくお出しできない、そもそも紅茶って美味しいのだろうか?という疑問が発生しました。
紅茶の国イギリスにいて、イギリスの有名な紅茶ブランドを選んでいたら美味しくなるはず、だと思っていたのです。
『せっかくイギリスにいるんだから、紅茶を勉強してくれば?』という友人のアドバイスのもと、近所にあった『英国式ティー&マナー』のクラスがあることを知り、すぐに門を叩きました。

美味しい紅茶を淹れられればと気軽に入ったところ、半分はマナーと文化の授業。
そこで、日本にいては到底知り得ないような、目から鱗のマナーや、歴史背景、文化の違いを知り、膝から崩れ落ちるような衝撃を受け、これは全ての日本人女性に広めたいと思いました。
また、伴侶が数年おきに転勤を繰り返すという事情があり、会社員のような定職に就くのは無理だったため、自宅サロン講師の道を選びました。

目指した年齢

32歳

役に立った習い事

今の仕事に直結する『マナー』『紅茶』『中国茶』『フラワーデザイン』。
そして、マナーも紅茶も<食べ物>と深い関係にあるので、『料理』もかなり学びました。
講座では料理も扱うので、とても役に立っています。
また、コミュニケーションの要となる『語学』も非常に役に立ちました。
英語とフランス語を学びました。

習い事だけではなく、講演会やイベントなど、とにかく多くの人、多国籍、異性とも果敢に関わることで、多くの『視点』を学ばせていただいています。

この職業はこういう人に向いている!

人の世話をするのが好きな人。
人の成長を自分のこと以上に喜べる人。
人見知り傾向がある受講生さんが多いので、コミュニケーション能力と社交性を備えた講師であれば、講座の中で具体的なアドバイスができると思います。

印象に残る親のサポート

両親は、それぞれ違う形でサポートしてくれました。

父は、私がどんなことをしようとも、丸ごと許容してくれるようなタイプの人です。
細かい口出しはほとんどしないのですが、ここぞという時には、『よく頑張ったね!自分のやりたいようにやれば良い!精一杯頑張っておいで!』と力強く言ってくれたことです。

母は、一方で心配しすぎる人で、過保護なところがある人です。
心配のあまりに、口出しもしますが、どんな時にも、最後まで粘り強く応援をしてくれて、見放さなという姿勢を一貫して持っていましたので、いつも安心して羽ばたくことができました。

これから目指す人への応援コメント

マナーは、知らなくても生きていけます。
ですが、自分では気づけないマナーやコミュニケーションを習得して、それを支えに、明るい未来を作ることができる、素晴らしい学問です。
特別な場所でしか使えないものではなく、あらゆるシーンで、多くの人の心の支えになります。
そして、トレンドなどに大きく左右されるものではなく、普遍的なものなので、情報に惑わされることもなく、ずっと教えていける素晴らしい仕事だと思います。
そして、マナーというのは、『視点を増やす』ことでしかないので、人に正しさを強要しない柔軟性も必要です。
自分から人に与える姿勢がある人が向いていると思います。