Tobira

小櫃 愛子

食品関連 パティシエ
小学生から航空会社OL時代までの趣味がお菓子作り。13のお菓子教室とラッピングスクールで学び、カフェでのお菓子販売がきっかけでパティシエとなる。2015年より企業の依頼により、フィナンシェとクッキーのレシピ開発・製造指導をしている。2019年より護国寺カフェで、約3万個売れた米粉のお菓子レシピを考案し製造販売。2022年より米粉のお菓子教室「kome缶ギフトスイーツ」を主宰。

これから目指す人へ

きっかけ

お菓子作りが趣味だったので、作ったお菓子を周りの方に配り歩いていました。あるカフェの経営者が、そのお菓子が気に入り、「うちのお店でお菓子を作ってください」と依頼があり、販売するお菓子を作る事になり、本気でパティシエになろうと思いました。

目指した年齢

49歳

役に立った習い事

お菓子教室、ラッピング教室。習い事ではありませんが、子供の頃は読書が趣味。レシピ本も読み物として読むのが好きでした。大人になってから、お菓子作りをあまりやっていなかった時期もありましたが、レシピ本を読んでこのお菓子はこんな組み合わせにしたら美味しいだろうな~と自分なりのレシピを考えることが、ずっと趣味でした。

この職業はこういう人に向いている!

人に喜ばれたいと思う人。美味しいお菓子を作って、食べてくれた方を幸せにしたいと思える人。

印象に残る親のサポート

私が10歳の時、母が手作りクッキーを作ってくれて、それがとても美味しく感動しました。「私も作りたい!」とせがみ、一緒にお菓子作りをしたのが、私がお菓子作りに興味を持ったきっかけです。子供の頃はパティシエになりたいとは思っていなかったのですが、49歳でパティシエになる為に会社を辞めようかと悩んでいた私に、「何事も10年頑張れば、一人前になれるよ」と背中を押してくれたのは母です。

これから目指す人への応援コメント

私はだいぶ回り道をしてパティシエになりました。お菓子作りは趣味だけどパティシエなんて無理って、どこかで思っていたのかもしれません。パティシエへの最短ルートは製菓専門学校でみっちり学ぶことです。でも資格の有無に関わらず、パティシエになることはできます。お客様が喜んでくれるお菓子が作れる腕を磨くことです。今はなんでも作ってみたら良いです。失敗しても気にしない。失敗は成功の基です。美しいものを見る、美術館で絵を見る、そんなこともとっても役に立ちます。沢山の美味しい、美しい経験を積んでくださいね。